2007年5月23日水曜日

「わからなければ、かくしてみよう!」

 今回、勉強会のゲストティーチャーにお招きした「N先生」が子どもたちに、教えておられたことです。
 子どもたちからのリクエストは、「図形の問題」でした。
 基本的なものをはじめとして、辺比と面積比、相似の問題などを、わかりやすくそして、「覚えなくていいよ。覚えることがらは、なるべく減らそうね。そうすれば、得点もアップするよ」と、先生の指導は、子どもたちの負担をなるべく軽減しつつ、考える力をつけていくという方針のようでした。

 その「N先生」がとっておきの図形問題解法として、紹介してくださったのが、「図をかくしてみよう」ということ。
 つまりは、こういうことです。
 問題が複雑になったとき、さまざまな線が錯綜することで、重要な部分がかえって見えなくなってしまう。でも、必要な部分だけ書き抜いた図にすると、すっきりわかることが多い。そこで、試験場でも、筆箱にある身近なもので、部分的に図をかくしてみなさい。消しゴムや鉛筆でいいから、問題図の上に置いてみることで、サッとわかることは多い。その上で、必要があれば、自分で図を改めてかけばいい、ということです。

 目からウロコというか、意外な「解法」のテクニックですね。
 「図をかくすのに、何でかくしますか?」という先生の問いかけに、「指でかくす!」という回答もありましたが、それでは、かえって見にくいですね。筆箱内の小物で図をかくす、というテクニックを少しずつ体得してほしいと思います。
 そうなると、「図をかくすため」のグッズ探しを、アケ・パパはしようと思っています。

2 件のコメント:

tivash さんのコメント...

図を隠すのは小学生のときよくやってました。直接問題の用紙を折ってしまったりするのが手っ取り早かった気がします。なかなかちょうど良く隠せるグッズってないですよね。消しゴムだと隠して置いておいたのについ使って隠していたことを忘れてしまうことがあった気が…

アケ・パパ さんのコメント...

>久義さんへ
 なるほど…。消しゴムだと「隠したことを忘れてしまう」というのも一理ありますね。うまく隠せるグッズとして、前にご紹介した「カド消し」のミニがあります。今度、勉強会でみんなにも紹介したいと思います。筆箱の中に入っていて不自然でないものという条件が試験場に持ち込むには必要ですね。