2007年5月9日水曜日

「捨てる」勇気を持とう!

 6人で始めることになった勉強会。
 それぞれのが通っている塾も異なります。
 Y、N、Sといった、いわゆる大手塾から、フランチャイズ方式の進学塾や、大手塾から独立した先生が創設した小規模塾まで多彩です。けっして、意図したわけでもないのですが、さまざまな塾からの参加で、自然に現今の首都圏中学受験状況が、この6人を通じて進学塾事情をかいま見られるのではないかと思います。

 お母さんたちのお話に共通していること。
 それは、塾で与えられる分量の多さ。教材にしても、宿題にしても多すぎてこなせない、でも、次から次へと波のように押し寄せる。消化不良のまま、時間だけが過ぎていく。果たして、これでいいのだろうか。そりゃ、良くないと思います。塾が材料を提供してくれるのは、ありがたいことです。ただ、何を採用し、何を捨てるか、それは各自の判断に任されているのではないでしょうか。
 たしか、一時、ベストセラーになった新書に『捨てる技術』というタイトルの本がありましたね。中学受験でも言えることで、どううまく「捨て」ていけるかがポイントだと思います。
 ふだんの学習だけでなく、入学試験会場においても、捨てる問題があっても構わないと思っています。できるものを確実に得点していけば、合格点には達するのですから。

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