2007年5月11日金曜日

円周率の掛け算を覚える

 中学受験の算数で、もし余裕があればマスターしておいてほしいのが円周率の計算です。
 場合によれば、代表的な円周率の掛け算は、結果を覚えておいてはどうか、というのがアケ・パパの提案です。
 「九九じゃあるまいし、暗記には意味がない」という反論も聞こえてきますが、実際問題として、もし覚えられるものなら、覚えてしまうことは、役にたつことはあっても邪魔にはならないのではないでしょうか。
 2×3.14     3×3.14  25×3.14 …… 81×3.14 など、合計20種ほどの円周率の掛け算結果を覚える方法を勉強しました。

 たとえば、4×3.14 であれば、「しっかりと、12時ごろにお昼です」
                       4      12  5 6   という語呂に合わせて、12.56を覚えてはどうかという提案です。
 そして、可能なかぎり、その語呂の状況を絵にしておぼえようとしたものが、前回の写真です。
 子どもたちは、すぐに覚えてしまっているようで、勉強というよりは遊びの感覚がいいでしょう。

 人気のある語呂は、「ヤクザな双子、銃に死す(8×3.14=25.12)」でした。
 大人は、「やっと双子も12になった(8×3.14=25.12)」と語呂合わせをしたのですが、子どもたちは「ヤクザな…」の方がお気に入りのようす。

3 件のコメント:

tivash さんのコメント...

円周率に関しては、大学に入ってから話題になりました。クラスの中学受験をした人のほとんどが「3.14×7=21.98」とか覚えてましたね。かくいう私も覚えてました。中学入学後はπを使うので、何年も使っていなかったはずなのに覚えていることに自分でもびっくりしました。円周率の他にも「小数→分数」(0.125=1/8等)やその逆も重要ですよね。

yanakaCX2 さんのコメント...

そう言えば僕も円周率のかけ算は自然と覚えています。計算スピードが上がるしミスも少なくなるのでとても大切ですね。他にも2乗の暗記も同じように覚えています。これも中学受験で培ったものだと思います。「面積が225の正方形の一辺は?」なんかすぐに15が思い浮かぶようになっていました。これは面積比と相似比の関係でも非常に役立ちますよね。

アケ・パパ さんのコメント...

>久義さん、>t内さん
 計算値の暗記というか、結果数値を覚えてしまうことの大切さを、東大生の皆さんが感じておられることに意を強くしました。
 久義さんの7×3.14=21.98は、「ならんでいるのは、肉(にい~く)屋の前」と覚えました。
 t内さんのご指摘の平方数についても、11×11から、15×15、25×25などを、勉強会ではカードにして覚えるようにしました。
 また、代表的な立方数についても紹介はしました。

 ぜひ、これからも、いろいろご意見を聞かせてください。
 ご訪問、ありがとうございました。