2007年5月23日水曜日

レッドカードとイエローカード


 勉強会で、初めて登場したグッズが、「レッドカード」と「イエローカード」です。(右写真、下は今回のテキスト)
 割り箸を利用して、そこに色紙を貼り付けた簡単な構造のものですが、お母さんたちが作ってくれました。
 さて、なぜ、レッドカードとイエローカードなのか。
 それは、わずか6人という少ない人数での学習ですが、そんな人数でも、一人ひとりの子どもたちにとって、今やっている部分が完全に納得できないときもあるようです。ほかの子が、「わかった、わかった」と進んでいるときでも、自分はどうもモヤモヤしていることもあるでしょう。また、進み方が速すぎると思えることもあるはずです。
 そんなときは、そのことを意思表示すればいいのですが、子どもにとっては、なかなかしにくいことでもあります。
 そこで、考えたのが、この2種類のカードです。進み方が速すぎたり、わからないときには、レッドカードを子どもたちが掲げます。「なんとなく、ビミョーにわからない」ようなときには、イエローカードが出されます。
 レッドカードなら、すぐ教えている人がかけつけて疑問を聞きます。イエローカードのときには、ちょっとヒントをもらったりします。
 サッカーのように、審判員がカードを出すのではなく、プレヤーのほうが自らカードを出すとこが、ちょっとかわっているのかもしれません。
 初回ということもあって、子どもたちは、うまくカードを活用することはできていませんでしたが、今後、チームティーチングなどの方式で複数の指導者がいる場合などに、効果を発揮するだろうと期待しています。
 (本当は、学校や塾などでも、こうしたシステムがあるといいのにな、とちょっと思いました。)

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