2007年5月31日木曜日

中学受験と面接試験

 最近の中学受験は、世の中の「軽薄短小」傾向に軌を合わせたわけでもないでしょうが、午後入試が隆盛になったり、複数受験が可能な学校がどんどん増えてきています。
 午後入試という入学者選抜方法があらわれてきたこともあって、受験生への面接を省略する学校も多くなってきたように思います。
 進学塾関係者から「受験生、保護者の負担を軽減する」という強い要請があったというお話も聞いたことがあります。面接といっても、5分か10分程度の短時間で受験生の何が判断できるだろうか、ということも面接廃止の原因かもしれません。
 しかし、中高6カ年という短くない時間を過ごすわけですので、可能であれば、ペーパー試験だけではなく、受験生とたとえ短時間であったとしても顔をあわせて話をする機会が入学試験の一部にあってもよいのではないかと思います。もちろん、落とすための面接試験ではなく、どんな先生がおられるのか、そして受験した学校の一面を子どもたちが面接官と直接に話をすることによって得られる何かがあるのではないかとアケ・パパは思っています。

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