中学受験に必要なものは数あると思いますが、ご家庭での必需品として、まずあげたいのがストップ・ウォッチです。
といっても、競技用の本格的なものでなくてもいいと思います。
もっとも、使い勝手が良いのが、写真のようなキッチン・タイマーです。機能が少なく、数字画面が大きいこと、図の写真左のように立てて机のうえにおけることがメリットです。学習用には、ふつうのストップ・ウォッチのようなヒモ(ストラップ)など不要で、ないほうが使いやすいですね。
中学受験でどう、これを用いるのかといえば、ひとつは短い時間に集中してものごとを処理するために時間をはかりとるようにしてほしいことがあげられます。
たとえば、「漢字を10分間練習しよう!」「計算問題を5分で仕上げよう」といった具合に、小学生でも自分で計画性をもってやっていく、第一歩が短い時間の自己管理だと思うのです。
それが、柱時計や置き時計では、時間計測がしにくくなります。ことに、秋以降の過去問題の演習時に入ると、50分、45分といった試験時間を計りとることが必要になります。そのとき、柱時計などを用いていては、「長針が12のところに来るまで開始を待とう 」というような無駄な待機時間もうまれてしまいます。
それが、こうした専用のタイマーがあれば、時間のはかりとりが容易です。それを、お家の人にやってもらうのではなく、自ら進んでできるようにして欲しいと願います。
勉強会では、写真左のタイプのタイマーを、みんなに配りました。所定時間になるとアラームが鳴ります。また、時間設定にピッ、ピッという音もして、最初はにぎやかなこと。うるさいくらいでした。
さて、ご家庭で、うまく使えているのかどうか、ちょっと心配ですが、意外に慣れてくると子どもは上手にこうした機器を活用できるものです。
ちなみに、お値段ですが、非常に安価です。ヨドバシ・カメラで、1個¥1,100円でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿