2007年5月31日木曜日

中学受験と面接試験

 最近の中学受験は、世の中の「軽薄短小」傾向に軌を合わせたわけでもないでしょうが、午後入試が隆盛になったり、複数受験が可能な学校がどんどん増えてきています。
 午後入試という入学者選抜方法があらわれてきたこともあって、受験生への面接を省略する学校も多くなってきたように思います。
 進学塾関係者から「受験生、保護者の負担を軽減する」という強い要請があったというお話も聞いたことがあります。面接といっても、5分か10分程度の短時間で受験生の何が判断できるだろうか、ということも面接廃止の原因かもしれません。
 しかし、中高6カ年という短くない時間を過ごすわけですので、可能であれば、ペーパー試験だけではなく、受験生とたとえ短時間であったとしても顔をあわせて話をする機会が入学試験の一部にあってもよいのではないかと思います。もちろん、落とすための面接試験ではなく、どんな先生がおられるのか、そして受験した学校の一面を子どもたちが面接官と直接に話をすることによって得られる何かがあるのではないかとアケ・パパは思っています。

2007年5月25日金曜日

私立中学校で模試を受ける

 そろそろ塾のほうからも夏期講習の予定などが発表される時期となりました。
 また、模擬試験も本格化してきます。
 昨日は、アケちゃんが「どこの学校で試験をうけようか…」と相談をもちかけてきました。
 次の、四谷大塚「合不合判定テスト」の試験会場として、いくつかの私立中学校での受験ができるようなのです。
 本番慣れということもあるでしょうし、もしかしたら受験するかもしれない学校の場合には、絶好の下見の機会ということになるのでしょう。例年、学校によっては、すぐ満員になってしまうのだとか。
 午前と午後に試験があるようですが、やはり人気があるのは午前。実際の入試に少しでも近い雰囲気のなかで受験したいということでしょうね。
 男子の場合には、海城中などが会場として人気のようです。
 アケちゃんは、いろいろ悩んだ末、第1希望の会場が田園調布学園中、第2希望が共立女子中という選択をしました。
 朝、8時30分に試験開始となると、家をかなり早く出なければなりません。
 こうして、中学入試も、すこしずつ現実味をおびていくのでしょう。

ビールを飲む日?

 このブログをサポートしてくれている東京大学理学部の学生さんたちにとって、もっとも楽しい日のひとつが、なんと学部をあげての「ビールを飲む日」なんだそうです。
 小石川植物園が会場となり、理学部の学生も教官も全員が、この日だけは「勉強は禁止」で、講義も休講となり、ひたすらビールを飲むのだそうです。
 昨年、本郷キャンパスに通い始めたアケ・兄が、大学のことを最も熱く話してくれたのが、この「ビールを飲む日」のことでした。
 理学部の全学生が対象で、無料でビールが飲み放題とあって、ビール好きの学生にとっては、こたえられないでしょうね。
 今年は、あのノーベル賞受賞者の小柴先生もご参加になっておられたとか。
 学生のいちばん人気が小柴先生で、皆と仲良く記念撮影に応じられる姿は、まさしく好々爺といった感じだった、というのがアケ・兄の感想でした。
 おもしろい伝統もあるものですね。

2007年5月23日水曜日

レッドカードとイエローカード


 勉強会で、初めて登場したグッズが、「レッドカード」と「イエローカード」です。(右写真、下は今回のテキスト)
 割り箸を利用して、そこに色紙を貼り付けた簡単な構造のものですが、お母さんたちが作ってくれました。
 さて、なぜ、レッドカードとイエローカードなのか。
 それは、わずか6人という少ない人数での学習ですが、そんな人数でも、一人ひとりの子どもたちにとって、今やっている部分が完全に納得できないときもあるようです。ほかの子が、「わかった、わかった」と進んでいるときでも、自分はどうもモヤモヤしていることもあるでしょう。また、進み方が速すぎると思えることもあるはずです。
 そんなときは、そのことを意思表示すればいいのですが、子どもにとっては、なかなかしにくいことでもあります。
 そこで、考えたのが、この2種類のカードです。進み方が速すぎたり、わからないときには、レッドカードを子どもたちが掲げます。「なんとなく、ビミョーにわからない」ようなときには、イエローカードが出されます。
 レッドカードなら、すぐ教えている人がかけつけて疑問を聞きます。イエローカードのときには、ちょっとヒントをもらったりします。
 サッカーのように、審判員がカードを出すのではなく、プレヤーのほうが自らカードを出すとこが、ちょっとかわっているのかもしれません。
 初回ということもあって、子どもたちは、うまくカードを活用することはできていませんでしたが、今後、チームティーチングなどの方式で複数の指導者がいる場合などに、効果を発揮するだろうと期待しています。
 (本当は、学校や塾などでも、こうしたシステムがあるといいのにな、とちょっと思いました。)

「わからなければ、かくしてみよう!」

 今回、勉強会のゲストティーチャーにお招きした「N先生」が子どもたちに、教えておられたことです。
 子どもたちからのリクエストは、「図形の問題」でした。
 基本的なものをはじめとして、辺比と面積比、相似の問題などを、わかりやすくそして、「覚えなくていいよ。覚えることがらは、なるべく減らそうね。そうすれば、得点もアップするよ」と、先生の指導は、子どもたちの負担をなるべく軽減しつつ、考える力をつけていくという方針のようでした。

 その「N先生」がとっておきの図形問題解法として、紹介してくださったのが、「図をかくしてみよう」ということ。
 つまりは、こういうことです。
 問題が複雑になったとき、さまざまな線が錯綜することで、重要な部分がかえって見えなくなってしまう。でも、必要な部分だけ書き抜いた図にすると、すっきりわかることが多い。そこで、試験場でも、筆箱にある身近なもので、部分的に図をかくしてみなさい。消しゴムや鉛筆でいいから、問題図の上に置いてみることで、サッとわかることは多い。その上で、必要があれば、自分で図を改めてかけばいい、ということです。

 目からウロコというか、意外な「解法」のテクニックですね。
 「図をかくすのに、何でかくしますか?」という先生の問いかけに、「指でかくす!」という回答もありましたが、それでは、かえって見にくいですね。筆箱内の小物で図をかくす、というテクニックを少しずつ体得してほしいと思います。
 そうなると、「図をかくすため」のグッズ探しを、アケ・パパはしようと思っています。

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2007年5月18日金曜日

「空飛ぶ中学生」

 引き続き、函館の話題で恐縮です。
 函館白百合と函館ラ・サールを訪問して、両校の先生方から、妙なことばを耳にしました。
 それは、「アニラサ」というもの。
 まったく聞いたことのないことばです。
 内容を聞くと、なるほどとうなづけます。
 それは、「兄が函館ラ・サールに在学していたり、卒業していて、函館白百合に妹が在学している生徒」をさすのだそうです。函館ラ・サールにお子さんを出してみて、その教育効果を実感なさっておられるご家庭がかなり多いという証左のようにも思います。

 首都圏などからの、「兄ラサ」数は、意外に多いとか。姉が先に函館白百合に入学していると、「姉シラ」ということになるのでしょう。「兄ラサ」に比べると少ないようです。
 函館ラ・サールと函館白百合は、距離的にも近く、ともにカトリックを基盤とする男子校、女子校ということもあって、親和性があるのでしょうね。
 
 ともあれ、羽田→函館は飛行機なら1時間ちょっと。羽田まで出るほうが、大変な気がします。函館空港からは車で10分ほどです。
 気になる航空運賃は、ノーマルチケットだと片道25,000円くらいだと思いますが、超ディスカウントのチケットなら片道10,000円のものもあるそうです。また、今回は急な出張だったために利用できなかったのですが、航空運賃とホテルがセットになった「出張パック」もあり、割引率も高いようです(ただし、10日前以前の予約が必要)。
 函館白百合では、首都圏からの保護者の方によって、「函館までの飛行機名人」的なパンフレットが作成されていて、役にたつ面白い資料だと思いました。
 長期休暇の前などには、函館から羽田、関西空港などへの便は、両校の生徒で予約が一杯になってしまうため、帰宅日を微妙にずらして混雑を緩和する努力もされているようでした。
 まさしく、「空飛ぶ中学生」ですね。