2007年6月12日火曜日

耳から言葉を覚えていく

 今回、勉強会で紹介した教材は、「ことわざ・慣用句」をラジオドラマ仕立てで収録したCD教材です。
 
 中学入試国語では、知識問題そのものが配点として高いわけでもないのですが、ことわざや慣用句などは、勉強以前のこととして、日常生活のなかで、使えるようになってほしいと願っています。

 その意味で、このCD教材は、ことわざや慣用句が実際に会話で用いられる情景をショート・ドラマ仕立てにして収録されています。
 アケちゃんにいわせると、「ちょっと、やらせっぽいね」となりますが、たしかに原稿を吹き込み者が情景を意識して発声しているだけのことですから、そういう意味では「やらせ」かもしれません。
 ただ、どんな場合に用いられることわざ・慣用句なのかということは、文字で書かれた本よりは、ずっと実際に近いと思います。
 ショート・ドラマの直後には、それぞれの「ことわざ・慣用句」の意味も吹き込まれています。
 

 こうした教材は、入手するだけでは何の意味もないので、どこからでもいいので、ぜひ、みんなには聞いてほしいと思います。
 そして、実際に会話のなかで自分でも使ってみることが大事でしょう。音として日本語を学ぶことは、もっと教育現場で多くあってもいいと思っています。英語音声教材にくらべると日本語音声教材は意外に少ないように思えてなりません。








2 件のコメント:

tivash さんのコメント...

「歴史年代暗記テープ」を思い出しますね。
くだらないテープだったけど、くだらなかったからこそ覚えているんでしょうかね。今でもけっこう覚えてます。

アケ・パパ さんのコメント...

>久義さんへ
「くだらなかったから覚えている」というのは強烈なパンチですね。でも、耳から知識を入れることの大切さは中学受験でもかわらないと思います。
 日本語も音として耳から理解していってほしいと願っています。